きっかけは失恋
22歳の誕生日と同時にわたしは元カレにフラレてしまいました。
なんだかその失恋でわたしの事をちゃんと見てくれる人はいるのかな？悲しい思いをまたする事になるなら、もう恋はいいや！と思い仕事だけを頑張る日々が何ヶ月か続きました。夏がきてみんなが彼氏彼女と海にいったりプールに行ったり夏祭りや花火大会など行った事をみんながSNSに投稿して幸せそうと思っていました。やっぱりそういう幸せそうな友達の写真などを見ていると、また彼氏がほしいな、と思ってきてしまいました。でも仕事もあるし、職場は女性限定サロンだったので出会いもなく。
そんなときにスマホのおすすめで出てきたアプリの中に「タップル誕生」がありました。
ネットでの出会いに不安はあったけど
ネットやアプリでの出会いはしたことないので正直不信でしたが、わたしは元カレにフラレて恋から逃げていたので自分を変えたい！進みたい！と、心の中では思っていました。
でも、はじめから直接会うわけではないしもし気が合わなかったら正直に話して丁寧にお断りしようと思って思い切って「タップル誕生」に登録してみました。「タップル誕生」は相手のプロフィールを見て気に入った相手に「いいかも！」を押します。お互いにいいかも！を押したらマッチング完了です。相手のプロフィールを見られる人数が一日あたり決まっていて「いいかも！」「イマイチ・・・」の他に、「スーパーいいかも！」があります。
出会い系アプリなどやったことがなくて登録後にたくさんの男性からいいかも！や、お気に入りがきてどんどん来てどうしたらいいのかなどもわからず、戸惑っていました。人生でこんなに男性からいいかも！と言われた事がなかったので少し優越感に浸っていました。
ある男性と出会えた
１人の男性からスーパーいいかも！の通知があり、こんなにたくさんの女性の中からわたしを選んでくれた事が嬉しくてマッチング後、お互い連絡交換をしました。その男性はわたしよりも２歳年下でかわいい系男子のヒロキくんでした。「タップル誕生」では「音楽好き」「アウトドア好き」という趣味の好みが合ったのでマッチングしました。ヒロキくんとメッセージのやり取りをしているうちに、お互いに似ているというか共通点のようなものがたくさんあって気持ちが傾くようになっていきました。
タップル誕生で出会ってからメッセージを１週間くらい続けた後お互いに会いたくなってしまい、ヒロキくんと直接会う約束をしました。約束をしてから実際会うまでの期間、どうしてあんな簡単に会う約束してしまったんだろう？アプリで出会ったから相手の詳しい本当の事は分からないのに・・・怖いな、と不安だらけでした。
いよいよ運命の初デート
そして約束の日が来て待ち合わせ場所の表参道に約束の時間に行きました。遅れたくなかったので早めに家を出たので到着も少し早すぎてしまったので、まだいないかなと思って表参道のショップでお買い物をしていたら、ヒロキくんメッセージが。「いまどこ？」ってきたので「もう表参道だよ」と送りました。
お互いの洋服や手荷物の特徴を伝えてようやく会う事が出来ました。ヒロキくんは写真で見るよりとても優しい笑顔をする方で、建築業で働いているそうなので筋肉がムキッとしていてかっこいいな、と思いました。会った直後も、まだ相手の事をよく知らないので不安だらけ緊張しっぱなしでしたが、ヒロキくんもアプリで出会った方と実際に会うのは初めてだったようで緊張がこちらにまで伝わりました。あまりにガチガチで笑ってしまいそうで、それを我慢しようとしていたら気づいたら緊張なんてどこかに飛んでしまっていました。直接会って話したのは初めてなのに同じ趣味を通して出会い、仲良くなってマッチング出来たので、共通の趣味に関してたくさんメッセージを送り合っていたので初めましてという感覚はあまりありませんでした。
初対面のデートでは表参道のカフェ巡りをしました。ヒロキくんは「今までオシャレなカフェに行きたかったけど俺は彼女もいないし、男同士でオシャレなカフェは入りにくいから行ってみたい」と言われたので、わたしもカフェが好きだったのでそこでも好きな物が一緒っていいなと好印象でした。
帰り道、まさかの展開に・・・
カフェ巡りデートの帰り道、歩きながらそろそろお互い次の日の仕事に響かないように帰ろうか、と話になった時、急に「今日１日一緒に過ごしてくれてありがとう。すごく楽しくてもっと一緒にいたいと思った。今日会ったばかりで軽いと思われるかも知れないけど、好きになりました。よかったら付き合ってください！」と告白されたので迷わず「はい！よろしくお願いします！」と答えました。
そこからヒロキくんとの交際が始まり、たくさんのデートを重ねました。夜景につれてってくれたり、遊園地ではしゃいだり、２人でお泊まりデートもしました。
そんな彼との今
「タップル誕生」で出会って付き合い、１１ヶ月の交際の末、わたし達は結婚し現在結婚３年目に突入しました。アプリでの出会いには抵抗がありましたが、あのとき勇気を出して登録、会う約束をした自分を褒めてあげたいです。
今はとても幸せに暮らしているので、出会い方に幸も不幸も関係がないことをわたしが証明したいです。
