私は運送会社の事務職として勤めて15年。仕事は毎日が超多忙で息をつく暇もないくらいだが、この仕事に憧れ、そしておもしろい、楽しいと思えるものなので辛いと思ったり、ましてや辞めてしまおうなんて思った事は一度もない。

ただ、朝8時半から夜中の12時前後までの長時間労働というロングでハードな環境がプライベートな時間をほとんどないようなものとしていることに不満が募っていた。

そんな時、出会い系のサイトであるワクワクメールに登録して、交際相手を探すことに楽しみを得た。

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期待度の高いバツイチ年上女性がメール交換

当初何人かの女の子とコミュニケーションをとろうとしたが、いい反応はなし。一か月も経った頃、「もういいや、やめようかな」と思っていた矢先に一人の女性とメールの交換をするようになった。

その女性は私よりも8つほど齢が上で、バツイチとの事。でも、とてもやさしい感じの、私にとって理想の彼女となるかもという期待感を抱ける人だった。

彼女も私の一生懸命さを感じ取ってくれたのか、いつしか交際へと発展し、水戸の偕楽園へのドライブをファーストデートに選んだ。

彼女はケラケラよく笑い、8つ年上の女性とは思えないほど若々しく、服装にもセンスがあり、趣味も映画鑑賞や読書、そして公園を歩くことなど共通の事柄が多く、話題も欠くことがなかった。

ドライブデート、そして…

ドライブデート

偕楽園へのドライブデートでも車内でよく会話が弾み、一緒に笑い合った。私の親父系のつまらないダジャレにもよくついてきてくれて、もうずいぶん長くお付き合いをしているような錯覚さえ覚えた。

偕楽園のドライブデートから一か月くらいして、本気で結婚を視野にいれての交際を希望する旨を彼女に伝えた。

彼女もそういうお付き合いを希望していたようで、告白したその夜、彼女の住むアパートで一夜を共にした。

彼女との初めての抱擁はまるで夢のようで、セックスはあまり経験がない私を優しく導き、いろいろな体位や愛撫を体験することができた。

このまま私だけが満足して終わってしまってはいけないと彼女を心から愛するように心掛け、悦びの声を上げてフィニッシュをさせることができた時に、やっぱりこの人と一緒になりたいと心から思った。

週末はセックス三昧に

一夜を共にした時から私は彼女にますますのめり込み、体の関係は週末の仕事休みには必ず持つようになり、どこかにデートをするよりもお互いの体を求めることがデート、となっていった。

彼女も私の事をいつも本当に愛してくれ、自らセックスを求めることも多くなっていった。

ドロドロになるような濃厚なセックスの繰り返しに二人、どこまでも落ちていくような気持ちになり、快楽の深淵にはまったような感じがした。

そして、そんな日々から半年が経ち、私はいよいよ彼女にプロポーズをし、イエスの答えをもらい、その心持ちは頂点に達した。

そして、その日が彼女と出会った最後の日となり、私たちの愛の終焉の日にもなってしまった。

彼女は私と別れたその後自宅に帰り、隣りの部屋に住む中年夫婦の寝たばこが火の元となり、アパートは全焼。彼女は帰らぬ人となったのである。

私はその知らせを聞いた時、自分の中の時間が止まってしまったような気がした。言葉を発することもできず、どうしたらよいかも考えることもできず、ただ茫然とうつむくしかなかった。

あれから3年が経ちはしたが、私の時間は止まったまま。私の中の彼女はまだ生きている。

「天使の微笑」のようなキラキラした笑顔を何度も思い描き、忘れることができないのだ。

街で彼女と似た後姿を見かけると、思わず声をかけてしまう始末。

あぁ、彼女をもう一度抱きたい。とろけるような甘美なセックスがしたい。何よりも彼女と一緒にいたい。

逢いたい...逢いたい...逢いたい。

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